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通貨を分析する!トルコリラの過去13年分のチャートを見る方法
よくトルコリラなどのマイナー通貨の、
過去数年のレートの推移を見たくなることがありますが、
マイナー通貨というだけあって、情報が少なく、
過去3年分見れればいい方だと思います。
だからと言って、過去2、3年のチャートだけを元に、
トルコリラなどのマイナー通貨に投資することは、
為替バカは断固反対です!(笑)
長期のチャートが見れないからと言ってすぐに諦めず、
どうにか過去10年くらいのチャートは見て投資をしましょう!
たとえばGoogleファイナンスなんかでは、
テクニカル指標は見れませんが、
TRY/JPYの過去10年分の簡単なチャートが見れます。
http://finance.google.com/finance?q=tryjpy
10年分もあれば充分ですが、10年分以上となると、
なかなか見れるところはありません。
ということで、ここでは、
どんな通貨でも過去10年以上のチャートを見る方法を紹介したいと思います。
ローソクチャートではなく、
折れ線グラフのような形になるのですが、
長期的な判断をするために使うので、
見た目はしょぼいですが全く支障はありません。
うすうす気づいている人もいるかもしれませんが、
エクセルを使ってチャートを作成します。
今回はTRY/JPYの1993年10月23日から2007年6月6日までの、
約13年間のチャートを作成します。
なぜこんな半端な期間にしてるかというと、
データ提供元がこれ以上古いデータを扱っていないためです。
データを取得します。 |
http://www.oanda.com/convert/fxhistory
から、データを取得します。
一度にデータを取得できるのは、だいたい過去5年くらいまでなので、
13年間を取る場合は、面倒ですが以下のように3回に分けて取ります。
1回目:1993年10月23日から1997年6月6日
2回目:1997年6月7日から2002年6月6日
3回目:2002年6月7日から2007年6月6日
「ヒストリカルボラティリティの算出方法」では、
エディタで日付の部分を削除していますが、
今回は日付も使いますので、
貼り付けたまま、CSV形式で保存してください。
CSV形式で保存するには、
保存するときに拡張子を「.csv」にします。
3回に分けてデータを取りますので、
CSVファイルが3つできることになります。
この辺はやったことがない人にとっては、
かなり面倒で億劫ですが、慣れの問題ですから、
少し我慢してみてください。
エクセルに貼り付け |
拡張子をCSVにして保存すると、
アイコンが以下のように変わると思います。
(以下はWindowsVistaの場合です。)
これをダブルクリックすると、
CSVファイルがエクセルで起動します。
見た目エクセルと全く同じですが、
このままでは扱いにくいので、
これをコピーしてエクセルに貼り付けます。
(エクセルは新規作成したものに貼り付けてください。)
3つのCSVファイルをエクセルにコピーしてつなげ、
13年の連続したデータにします。
わかると思いますが念のため、
エクセルには、以下のようなイメージで貼り付けます。
1回目と2回目、2回目と3回目の間は1行もあけず、
完全に連続したデータにします。
以下見た目がわかりにくいですが、
すべてのデータをエクセルに貼り付けた画像です。
上4行空いた状態で、
4980行までデータがいっています。
チャートを作成する |
チャートを作成していきます。
ツールバーのグラフウィザード()をクリックします。
グラフの種類に折れ線を選択し、
形式は一番左上のものを選択して「次へ」をクリックします。
データ範囲はドラッグで選択することができます。
データの一番左上のセル(今回の例では10/23/1993)をクリックし、
セルが点滅(?)している状態にして、
スクロールバーで一番下(4980行)までいって、
Shiftボタンを押しながらデータ最後のセル(今回の例では92.22)をクリックすると、
全ての範囲が選択できます。
範囲が選択できたら「系列」タブをクリックし、
系列1の横の名前というところに、「TRY/JPY」と入力し、「完了」をクリックします。
これで過去13年間のTRY/JPYのチャートが完成しました。
パッと見た瞬間恐ろしいほど値下がりしているのがわかりますね(笑)
これでも最低限の長期チャートとしてはいいのですが、
ちょっと見難いので、次のページではより見やすくするために、
このチャートを加工してみましょう。