このページから、「スワップ益を決済せずに出金できるかどうか？」までは、
もし難しいと感じるようでしたら、さらっと読み流すか、飛ばしてもらっても結構です。

ちょっと細かい話も多くなりますので、
これから書く基準を重視するよりも、
「まず、長期目線で安定性の高い業者を選ぼう！」、
「スワップ運用をする場合の業者選びのポイント」、
で書いた基準の方を、確実に優先してください。

それではこのページでは、非くりっく業者、くりっく業者、
そして、大証FXについて、少し説明してみたいと思います。

まず最初に、簡単に非くりっく業者、くりっく業者、大証FXについて、
どんなものなのか説明したいと思います。

FXには大きく分けて、
くりっく業者と非くりっく業者、大証FX業者が存在します。

このうちのくりっく業者と大証FX業者というのは取引所取引業者、
非くりっく業者はOTC取引業者と言います。

OTC業者が最も数が多いため、
普通FX業者というとOTC業者のことを指すことが多いです。

取引所取引とOTC取引というのは、取引の形態が違ってきます。

OTC取引業者（非くりっく業者）

OTC取引業者というのは、基本的に業者と我々投資家との、
1対1の取引となります。

	注文
投資家		OTC取引業者

つまり、普通のFX業者は、売買の仲介をしているのではなく、
投資家と直接取引しているということになりますね。

取引所取引業者（くりっく業者、大証FX業者）

OTC取引業者に対し、取引所取引業者は、
業者ではなく、取引所に取引を取り次がれることになります。

ですので現状必ず手数料がかかります。

	注文		注文仲介
投資家		取引所取引業者		取引所

以下がくりっく業者、非くりっく業者、大証FX業者の特徴を比較した表になります。

	大証FX	くりっく365	非くりっく365
為替レート	くりっく業者で同一時点なら、 全て同じ価格	大証FX業者で同一時点なら、 全て同じ価格	業者によって少し異なる。
スワップポイント	買いスワップでもらう金額も、 売りスワップで払う金額も同じ。		買いスワップでもらう金額が、 売りスワップで払う金額よりやや少ないのが普通。
取扱通貨数	11通貨ペア	26通貨ペア	業者によるが、 くりっく365とほぼ同じ。
信用リスク	証拠金は取引所にて分別保管されるので、 万が一業者が破綻しても全額返却されます。		完全信託保全が義務付けらえているので、 万が一業者が破綻しても全額返却されます。
取引単位	1万通貨		1通貨から取引可能な業者もある
レバレッジ	最大25倍
税金	申告分離課税方式で雑書得に分類されます。 一律20%で、株式先物などとの損失相殺や、翌年度への損失繰越ができます。

で、結局スワップ派はどれを選べばいいの？

ながながと書きましたが、
現状非くりっく業者（通常のFX業者）のサービスがものすごく充実しているので、
為替バカの考えでは基本的には非くりっく業者でいいと思っています。

くりっくは税制メリットがなくなったので、
くりっく業者を選ぶ理由もなくなってしまいました、、

大証FXは、こう言うのもなんですが、
現状上記3つの中で、もっともメリットが少ないといわざるをえません。

基本的にはくりっくと同じだと考えていいのですが、取扱い通貨数も少ないですし、
現状、くりっく365ではなく大証FXで取引する理由がありません。

まだまだこれから伸びてくる可能性はありますが、
現段階では選択肢から除外してしまって問題ないと思います。