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スワップ派の業者の選び方

くりっく365のデメリット

税制面では優遇され、スワップポイントも高いくりっく365ですがデメリットもあります。


 複利運用ができない!
まず複利運用について整理したいと思います。

たとえば、米ドルを100円のときに金利1.5%で買ったとして、
その米ドルが120円になったとします。

この状況でも政策金利に変更がなければ、
金利1.5%というのは変わりませんので、
以前は日本円に換算すると100円に対して1.5%だった金利が、
円安が進んだために120円に対して1.5%付くようになります。

この複利のメリットに関しては、
くりっく業者でも非くりっく業者でも、どの業者でも享受できます。

(全FX業者で享受できる複利効果です。)

業者によって違ってくるのは、
次に説明する複利効果のことです。

たとえば、1ドル100円で30万ドル保有し、
1年たったので、45万円のスワップ金利が発生したとします。

この45万を使って新たに米ドルを買い付けた場合、
新たに買った米ドルからも金利が発生するので、
複利効果が得られることになります。

この複利効果については、
享受できる業者とそうでない業者が存在します。

つまり、スワップ益を使って(ポジションを決済せずに)新規ポジションを建てることができる業者と、
決済しなければスワップ益を使って新規ポジションを建てられない業者が存在します。

そして、くりっく業者は後者、
つまり、決済しなければスワップ益で新規ポジションを建てることができません。

実は為替バカは、
これがくりっく業者の大きなデメリットだと思っています。

いくら税制で優遇されても、
複利運用ができないなら、税金を払う以前に利益がかなり薄くなってしまいます!

ですので、税制が優遇されているからといって、
一概にくりっく業者が有利とも言いきれません。

ただ、これには例外があります。

基本的にくりっく業者は複利運用できないと考えていいのですが、
スター為替くりっく365ユニマット証券に限っては、
独自システムにより複利運用ができるようになっています。


 取扱通貨が少ない!
これも大きなデメリットですね。

現状では米ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、
NZドル/円、英ポンド/円、カナダドル/円、スイスフラン/円の、
7通貨ペアのみになります。

このサイトでも金融工学を使って、
分散投資をすることについて書いていますが、
7通貨ペアしかなく、しかもすべて対円しかないのはちょっと少ないですね、、

ただ、2008年10月から、トルコリラ/円やユーロ/米ドルを含む、
18通貨ペアが追加されることが決定しています。


 トレードシステムが使いにくい
まだ歴史が浅いせいか、 トレードシステムがかなり使いにくいです。

致命的なのは、
複数の通貨を保有している状態で決済をするときに、
決済するポジションを指定できないということです。

これは使いにくいというレベルの話じゃないですよね(笑)

必要な機能が欠落していると言ってもいいかもしれません。

この他にも注文がかならず週末で失効するなど、
改善してほしい点はあります。

ただ、注文期限に関しては、スター為替くりっく365ユニマット証券INV@ST-FX くりっく365のみ、
無期限注文が可能です。

またこの欠点に関しても、2008年10月から、
新システムがスタートし、改善される予定です。


以上が為替バカが思う、くりっく業者のデメリットでした。

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