為替超入門の方でもFXは外貨預金よりはるかに有利であるということを、
述べているのですが、まだ具体例を出して比較していないので、
本当にFXの方が有利なのか確信が持てない人もいるかもしれません。

そこで、ここでは、某銀行の外貨定期預金の金利と手数料を引用して、
外為どっとコムの金利手数料と比較してみましょう。

外為どっとコムの2008年8月25日時点のレートと、
スワップ金利は以下のようになっています。

このレートとそれぞれの通貨のスワップポイントから年利を計算し、
往復手数料（抜け幅）を追加したものが以下になります。

それではこの表と、某銀行の外貨定期預金の金利、手数料を比較してみましょう。

このように、金利、手数料のどちらをとってもFXの方が有利になっています。

さらに、外貨定期預金は満期が存在しますから、
満期までに解約した場合上記の金利はもらえません。

しかしFXの場合毎日スワップ金利をもらうことができるので、
もし金利1.66%の通貨を1ヶ月で円に戻したとしても、
1.66%÷12ヶ月＝0.13%の金利はもらうことができます。

銀行はなるべく低い金利でお客からお金を集め、
それをより高い金利（利率）で運用して利ざやをとって儲けているため、
当たり前ですが、なるべく金利を低くした方が儲かるんです！

ぶっちゃけて言うと、
FXでもらえる金利が本来の金利に近い金利ですが、
外貨預金の金利は、本来の金利から銀行の利益を抜いている分低くなっています。

金利だけでなく、為替手数料もFXに比べるとかなり高くなっているため、
為替差益を出すのも難しくなっています。

別に銀行が嫌いなわけじゃありませんが、
金利は不当に高く、手数料も不当に高いといわざるを得ません。

ここまでで、だいたいスワップ運用の基礎を説明してきましたので、
今回はあらためてFXのメリットを強調してみました（笑）