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スワップ派の心得

小額運用派は1000通貨取扱い業者を狙え!【1】

ひょっとしたらタイトルを読んだ時点でピンと来た人もいるかもしれません。

意外と重視されていないのですが、
実は1000通貨を取り扱っている業者には、
初心者にとって敷居が低いという事の他にもメリットが隠されています。

1000通貨から取り扱っている業者というのは、
スワップで複利運用する際にとっても有利なのです!

複利運用をするときは、
はじめに建てたポジションから発生した金利を、
再度投資して新たにポジションを建てます。

この時、
1万通貨以上の取扱しかしていない業者と、
1000通貨からの取扱をしている業者では、
必要になってくる証拠金の大きさが違います。

つまり、1万通貨から取扱業者の方が、
買い増すのに必要な証拠金は多くなります。

ですので、買い増せるまで金利がつくのに時間がかかってしまい、
「はじめて買った」時点から「買い増す」時点までは単利となってしまいます。

しかし、1000通貨から取扱いをしている業者の場合、
1000通貨単位で買いませますから、
「はじめて買った」時点から「買い増す」時点までが単利であることは同じですが、
この期間を、1万通貨単位で買い増す場合に比べてかなり短くできます。

これを踏まえると、
確かに1000通貨から買い増せるほうが年利が上がるということは、
容易に想像ができそうです。

それでは、一体どれくらい年利が変わってくるのか、
具体的なシミュレートをしてみましょう。

外為どっとコムで、
NZドル/円を2万ドル1年間保有した場合を考えます。

AとB2つのケースを考えて、
ケースAでははじめに2万NZドルを購入したあと、
保有しているNZドルについたスワップ金利を再投資し、
1万通貨単位で買い増します。

ケースBでははじめに2万NZドルを購入するのは同じですが、
1000通貨づつ買い増していってみます。

ケースAは1万通貨以上の取扱業者を想定、
ケースBは外為どっとコムのような1000通貨からの取扱業者を想定しています。

NZドル/円のレートが88.5円、1万通貨を保有したときの1日あたりのスワップが、
170円とし、2万NZドルを買うための証拠金に40万を入れるとします。(レバレッジ約4.4倍)

1日あたりのスワップは、
ケースA、Bともに、170円×2なので、
はじめは340円になります。

為替レートは変動しないものと考えます。


 ケースA
ケースAでは1万通貨単位でしか買い増せません。

1万NZドルを買い増すのに必要な証拠金は20万ですから、(レバレッジ4.4倍を維持します)
スワップ益が20万に達した時点で、
1万NZドルを買い増します。

20万のスワップ益がたまるのに何日かかるか計算してみると、、

20万円÷340円=588日

ということで、1年目は買い増せないことがわかりました。

したがって、年利は以下のようになります。

購入通貨数 2万NZドル
入金した証拠金 40万円
年間金利 124,100円
手数料 300円
利益 123,800円
年利 30.95%

年利は30.95%になりました。

それでは次のページでは、
ケースBを検証してみましょう。