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スワップ派の心得

政策金利は高ければ高いほど魅力的か?

*このページの情報は2008年09月09日時点のものです。

我々スワップ派にとって、政策金利が高いというのは、
それだけで魅力的な通貨に映ってしまいます。

しかし、本当に単に政策金利が高い通貨に投資すればいい!
というものなんでしょうか?

実はそう単純なものではなくて、
単に政策金利が最も高い通貨をみつけて、その通貨を買えばいいというものでもありません!


 カントリーリスクが高い場合がある
実は金利が高い通貨というのは、
カントリーリスクが他の国より高ことも多く、
リスクがあるから金利を高くしている一面もあります。

これは銀行が企業にお金を貸すときも同じで、
倒産するリスクが高い企業には、低い金利でお金を貸したりしませんよね?

一概に金利が高いのはカントリーリスクが高いからというわけではありませんが、
カントリーリスクが高いかもしれないということも考慮しなければなりません。


 マイナー通貨はロールオーバーコストが高くつく
高金利通貨というのは比較的マイナーな通貨が多く、
まだ取引が活発でなかったりします。

こういった通貨はロールオーバーコストが高くつくため、
スワップ金利を年利に換算してみると、
単純な政策金利差よりも低くなることが多くあります。

ですので、政策金利を見て金利を判断するのではなく、
やはり最終的には、スワップ金利とその日のレートから、
年利を計算して、正しい金利を把握する必要があります。


 割のいい通貨を選択する
結局、政策金利の高さだけに着目するのではなく、
その通貨の金利が割りにあっているのか?ということを考えなければなりません。

割のいい通貨というのは、
ボラティリティが低く、金利が高い通貨です。

もし通貨ペアAの金利が米ドル/円の2倍あったとしても、ボラティリティが米ドル/円の3倍なら、
米ドル/円をレバレッジ2倍で保有した方が割にあっているということになります。

この理屈わかりますか?

上記のケースだと、米ドル/円をレバレッジ2倍で保有すれば、
通貨ペアAと同じ金利になって、ボラティリティは3分の2にできるからです。

ですので、金利に関しては、
常にボラティリティとセットで考えるのが賢明だと為替バカは思っています。


 インフレ率も考慮する
インフレ率が高い場合があります。

インフレでお金の価値が下がってしまうと、
金利が高くても為替差損が出ることになってしまいます。

金利が十数%あったとしても、
インフレ率も同じくらいあれば割りに合わないということになります。

また、各国の政策では、
インフレを止めるために金利を上げて自国通貨を買ってもらおうとする場合もありますので、
金利が高い国の通貨にインフレが起こっていないかも注意しなければなりません。