FX スワップに特化したサイトです!

極限まで スワップ派 に特化したFXのサイト~短期トレード派は来ないで下さい!~ > スワップ派の心得 > 2国間の金利差の逆転に注意!

スワップ派の心得

2国間の金利差の逆転に注意!

これはもう、ここまで当サイトを熟読してくれている人であれば、
わかっているかもしれませんが、一応初心者には盲点となりやすい部分ですので、
ここで触れておきたいと思います。

「スワップを支払わなければならない通貨ペアもある!」でも書きましたが、
豪ドル/南アフリカランドのような、右の通貨の方が金利が高い通貨ペアを、
買った場合は、日々スワップポイントを支払わなければなりません。

豪ドル/南アフリカランドという通貨ペアで、
最初の時点で南アフリカランドの方が金利が高い場合、
我々スワップ派は、この通貨ペアの買いをしよう!と思う人は少ないと思います。

ということで、スワップ運用をする場合、
豪ドル/南アフリカランドであれば、スワップを受け取るために、
売りをやると思います。

しかし、あらかじめ注意しておいてほしいのは、
豪ドルと南アフリカランドの金利というのは、
逆転しないことが保証されているわけではないと言うことです。

これはどの通貨ペアにもいえることです。

スワップ運用の大前提として、
時間をかけて長期投資をしてくことになります。

これは少なくとも数年スパンでの投資になるでしょう。

たとえばこれからやるスワップ運用の期間を5年と仮定して、
この5年間の間に、今持っている通貨ペアの金利差が逆転してしまって、
最初はスワップ受け取りだった通貨ペアが、いつの間にか支払いになっている、
という可能性を頭の隅に入れておいてほしいということです。

これは、特に初心者にとっては盲点となりますが、
為替バカのスワップ運用の経験から言うと、
金利差の逆転というのは意外と起こります。

そういったことも考慮に入れて、その通貨ペアの過去の金利を調べて、
今までに金利差の逆転が無かったかどうか?ということも調べておく必要があります。

特にアメリカなどは金利変動の激しい国ですが、
過去5年、10年にわたって、一貫して金利差があるような通貨ペアであれば、
これからも金利差は発生し続けると統計学的には見ることができます。

1996年以降の主要国の政策金利の推移は、
「政策金利推移表」に掲載していますので、
よかったら参考にしてみてください!