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スワップ派の心得

金利よりもボラティリティの方がはるかに大きい!

よく、スワップ運用のメリットを謳う論調で、
為替差損もスワップ金利が補ってくれる!というものを見かけます。

しかし、これは全くの机上の空論であると言わざるを得ません、、

ボラティリティというのは為替変動のことで、
ボラティリティが大きいということは為替変動が大きいということを意味します。
(詳しくは、「ヒストリカルボラティリティってなに?」を参照してください!)

ですので、金利よりもボラティリティの方がはるかに大きいというのは、
つまりは、為替差損をスワップ金利が補ってくれるようなことはありえないということです。

たとえば、1ヶ月こつこつためたスワップ金利が、
たった1日の為替変動(差損)で吹っ飛ぶことはザラにあるということです。

ですので、スワップ運用をやる前から、
スワップ金利に過度の期待をして、「金利があるから為替変動も関係ないんだ!」という意識でいてしまうと、
近々痛い目にあうことになってしまいます、、、(汗)

2年、3年の長期的に見ると含み益の状態になることが多くなってきた!
と感じることはありますが、最初のうちは金利なんてゼロに近いですから、
はじめからそういった認識をもって、やはり一番最初に買うときは、
出来る限りやすいところで買えることが望ましいです。