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その前にFXってなに?円をドルに交換してもらうには手数料がかかります
FXをやったことが無い人は意外と知らないかもしれないので、
ここで触れておきます。
というより、為替バカもはじめは知らなかったのですが、
円をドルに交換する場合(ドルを買う場合)、手数料がかかってきます。
この手数料はFX業者によって違うのですが、
かかってくる手数料にはスプレッドと為替手数料の2種類があります。
スプレッドってなに? |
120.89-120.93
というような記述をよくみかけます。
実はこれ、現在1ドルが120円89銭から120円93銭付近で取引されているということではなく、
現在の買値は120円93銭、売値は120円89銭という意味になります。
つまり、ドルを買いたい場合は120円93銭で、
売りたい場合は120円89銭でしか取引できません。
ですので、もし1ドルを買ってすぐに売るとしたら、
120円93銭で買って120円89銭で売ることになり、
4銭損することになります。
この4銭の幅のことをスプレッドと言います。
つまり、買った時点で4銭以上レートが上昇しないと、
損をすることになります。
これは往復4銭のコストがかかっていると考えることができるので、
スプレッドがそのまま手数料になると考えて取引をしなければならないことを意味します。
FXでは米ドル/円のスプレッドは大体4銭前後で、安いところなら2銭なんてところもあります!
これは外貨預金に比べると、かなり安い手数料なんです!
為替手数料ってなに? |
1通貨当たり何銭というように業者に支払わなければならない手数料を、
為替手数料と言います。
ちなみに1通貨というのは、米ドルなら1ドル、
ユーロなら1ユーロのことです。
この為替手数料は、FX業者によってまちまちで、
1通貨あたり10銭なんてところもありますが、
無料というところもあります。
無料の場合は取引にかかるコストはスプレッドのみ、ということになります。
抜け幅で考える |
このサイトでのFX業者紹介でも、
取引コストに関しては、抜け幅を重視しています。
抜け幅というのは、
新規建てから決済までのコスト合計のことを言います。
つまり、通貨を買ってからスプレッド、為替手数料分を考慮して、
いくらまでレートが上昇すればコスト分を抜けるか?という値幅のことです。
たとえばスプレッド6銭、1万通貨当たりの往復手数料が1,000円の場合、
抜け幅は、
6銭+(1,000円÷1万通貨)=16銭
ということになります。
抜け幅16銭ということは、自分が買ったレートから、
16銭上昇すればそれ以降は利益になるということです。
FXにはスプレッドと為替手数料の2種類のコストがかかってくるので、
抜け幅として、尺度を1つにして考えた方がより明確になります。
「FXってなに?」では、
FXの手数料は外貨預金の数十分の一という話をしました。
外貨預金は為替手数料というものは存在しませんが、
FXに比べてスプレッドがべらぼうに高いんです(笑)
上記の例と同じ為替レートで、
120.89-120.93
となっている場合、外貨預金は、この中間を取った値段(仲値と言います。)に、
なんと上下1円をプラスします!
119.91-121.91
これで抜け幅は2円になります。
このサイトの「FX業者手数料比較」を参照してもらえばわかりますが、
抜け幅2円は目を疑うほどの高さなんです!
(ちなみに2円は200銭です。)
外貨預金を止めてFXにシフトチェンジするだけで、
かなり有利になるのは間違いありません!
為替バカが探した中でもっとも安いと思われる、
ソニーバンクの外貨預金でも、抜け幅50銭になります。
これでもかなり高いことがわかると思います。
この手数料の安さが、為替バカがみなさんにFXをおすすめする理由のひとつなんです。