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スワップ派の業者の選び方

スワップ運用をする場合の業者選びのポイント

「まず、長期目線で信頼性の高い業者を選ぼう!」では、
安全性・信頼性の高い業者を選ぶことが必須だということを書きました。

現在かなりの数のFX業者が存在していて、
さらに競争の激化によって、サービスもかなり充実してきています。

実は「まず、長期目線で信頼性の高い業者を選ぼう!」で書いたような、
信頼面の基準を満たす業者というのも現在山ほどあります。

ですのでここでは、信頼面に全く問題が無い業者同士ならば、
スワップ派なら、どこに重点を置いて業者選びをすればいいのか?
ということについて書いてみたいと思います。

ここでも以下重要と思う順番に挙げてみます。

ちなみに念を押しておきますが、ここで挙げるポイントというのは、
あくまでもFX初心者がスワップ運用をやるならば、という前提付きです。

 やっぱり最重要はスワップ金利が高い業者
頻繁に売買するデイトレーダーならば、手数料を最重視して選ぶと思いますが、
スワップ派であれば、やはりスワップ金利の高さが長期的に考えれば、
大きく影響してきます。

たとえば、2009年12月22日現在の豪ドル/円であれば、
ある業者では78円になっていますが、ある業者では90円となっています。

全く同じ取引をするのに、1日あたり12円も受け取りスワップが違うのです!

たとえばスプレッドが0銭の業者と10銭の業者であれば、
前者を選びたくなりますが、スワップ金利が1日12円違うとなれば話は変わってきます。

ちょっと数字が苦手な人はややこしいかもしれませんが、
スプレッドが10銭ということは1万通貨の売買で1000円の差がでます。

ですのでスプレッド0銭の業者にすれば、
最初は1000円お得になりますが、その後1日ごとに12円損をしていく計算ですから、
この1000円の差が何日で埋まるか?というのを計算してみると、、

1000円÷12円≒83.3

約3ヶ月弱保有すれば、やはりスワップが高い業者の方がお得になります。

スワップの高い業者を選べば、
その後1日につき12円づつお得になっていく計算なのです。

これは非常に大きいです。

実際には現在どの業者も非常に手数料が安くなっていますので、
手数料に10銭の差が出ることは本当に稀です。

ですので、スワップ運用をやるのであれば、まずはスワップの高いところを選ぶ
という風にすればいいでしょう。

 取扱通貨ペア数が多い業者
やはりスワップ派の場合は、高金利通貨を扱っている業者の方が有利ですね。

スワップが高い業者ではなくても、
トルコリラやメキシコペソを扱っている業者というのは、
政策金利差が大きいだけに、受け取れる金利も大きくなりますから、
マイナー通貨を扱っている業者というのはおいしいです。

ただ、すでに取引したい通貨ペアが決まっているのであれば、
その通貨ペアを扱っている業者であればそれでいいと思います。

取扱通貨ペアが多いという条件は、
無理して満たす必要はありません。

 複利運用が出来る業者
スワップ派にとって重要なのが、 複利運用できる業者であるかどうかなんです。

ただ単に長期間ポジションを保持しているだけだと、
最初に購入した通貨に応じた分だけがスワップ金利としてもらえるので、
単利運用になってしまいます。

そのため複利運用するためには、
スワップ益だけで新たに新規ポジションを建てることが必要になります。
実はこれが出来る業者と出来ない業者があるんです!

それから、スワップ益だけを出金できる業者と出来ない業者もあるので、
スワップ運用をする際は、これらのことに気をつけて業者を選ぶ、
ということを頭の片隅に入れておいたほうがいいでしょう。

 手数料が安い業者
上2つの項目ではどちらもスワップの高さを重視した基準でしたが、
スワップの高い業者同士であればやはり手数料を重視します。

ここまでで、スワップ運用をする場合に、
メリットが高い業者をだいたいは選べるようになっていると思います。

この他の細かい要素については、次のページ以降で説明したいと思いますが、
もし難しいと感じるようでしたら、
ここまでに書いた基準だけで選んでもらっても、
十分にメリットのある業者を選べると思います。

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基礎編

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