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スワップ派の心得
ここまで、スワップ運用の概要、実践的な知識などについて説明してきました。
ここでは為替バカの経験から、
実際にスワップ運用をする際に心得ておきたいことについて、
書いておきたいと思います。
すべて為替バカが、「最初からこれに気づいていれば、もっとうまく運用できたのに~!」
と感じることばかりです。
そして、スワップ運用に対して後ろ向きなことや、
弱点についても洗いざらい書いたつもりですので、
ちょっと難しいところもあるかもしれませんが、
これからスワップ運用をはじめようという人は、
参考にしてもらえればと思います!
2国間の金利差の逆転に注意!
これはもう、ここまで当サイトを熟読してくれている人であれば、
わかっているかもしれませんが、一応初心者には盲点となりやすい部分ですので、
ここで触れておきたいと思います。
初心者に過度な分散投資は必要ない!?
投資を行う上で、分散投資は必須と言われています。
確かに知識があるのであれば、
分散投資するための分析に膨大な時間が割けるのであれば、
そうなのかもしれません。
しかし為替バカの経験上、初心者がにわか仕込みで分散投資をすると、
それによって得られるリターンよりもリスクの方が大きくなるケースが多いと考えています。
金利よりもボラティリティの方がはるかに大きい!
よく、スワップ運用のメリットを謳う論調で、
為替差損もスワップ金利が補ってくれる!というものを見かけます。
しかし、これは全くの机上の空論であると言わざるを得ません、、
短期売買ができるなら、スワップ運用はしなくてもいい
為替バカがスワップ運用という手法にたどり着いた当初は、
ネット上では、スワップ運用というものは、まるで誰でも利益が出せる、
魔法の手法のように書かれていることが多かったです。
(今でもそういった風潮はあります。)
ここでは昔の為替バカのような、
スワップ運用がまるで魔法の投資手法のように感じてしまっている人のために、
あらかじめ認識しておいてほしいことを書かせてもらいたいと思います。
レバレッジがマックスまで上がった時に買い増せるか?
まず、スワップ運用で複利運用をするためには、
スワップ金利を定期的に再投資しなければなりません。
つまり、定期的に買い増しをすることが望ましいのです。
年利10%でも長期継続で大金持ちになれる!
このサイトを見てくれている人は、
おそらく他のFXのサイトも見ているでしょうから、
すでに頭が麻痺してしまっているかもしれません(笑)
マイナススワップを保有して為替変動をヘッジするのは意味が無い
スワップ派というのは、金利だけ得られれば万々歳という考えですから、
為替変動は大きければ大きいほどリスクと考えます。
ですので、スワップ派の命題としては、
いかに高いスワップ金利を、いかに低いボラティリティ(リスク)で獲得するか?
というものがあります。
この対策案のひとつとして、
スワップ受け取りの通貨ペアだけを持つのではなく、スワップ支払いの通貨ペアも保有すれば、
相関係数が逆になっていることが多いので、為替変動をヘッジできる!というものがあります。
(相関係数については、「相関係数ってなに?」を参照してください!)
しかし、これって本当に効率的なのでしょうか?
具体例を挙げて考えて見ましょう。
スワップ運用は集中投資である
これはあくまでも「為替バカ流スワップ運用は」、
ということですが、やはり合理的に突き詰めて考えていくと、
集中投資になってしまいます。
年間スワップ金利をヒストリカルボラティリティで割ってみる
「政策金利は高ければ高いほど魅力的?」では、
実は政策金利だけに着目して通貨選びをしていてはいけない!というようなことを書きました。
では、どういう通貨が魅力的かというと、いろんな要素が絡み合ってくるので、
特に初心者には分かりづらいと思います。
そこで、ここでは、シンプルな指標をひとつ紹介します。
年間スワップ金利/HVの弱点
年間スワップ金利/HVで、複数の通貨を比べてみると、
どの通貨が一番投資効率が高いのかが判断できます。
しかし、実はこの年間スワップ金利/HVは、
レートが急上昇しているような通貨ペア(相場)は、
大きな利益(為替差益)が出るにもかかわらず、低く出てしまいます。
ムーディーズの格付けを参考にする
自分が投資しようと思っている国が、どれくらい安全なのかを知る方法で、
ムーディーズの格付けを見てみるという方法があります。